製品ニュース:水質自動鉛直監視システム
水温の上昇する初夏から秋にかけては特に閉鎖系水域において鉛直方向の水塊分離が加速し、躍層が形成されます。
そうした水塊挙動が水質の鉛直分布にどのような影響を与えるかを調査観測するには、これまで人手による手法が多勢を占めてきました。従って水質変動の連続的な時間的分解能を得ることはコスト面からも非常に困難であり、また往々にして夜間の観測は通常行われないため、鉛直分布測定に関しては観測上の制限が大きく存在しました。
また、特に飲料水に使用される貯水池においてはミクロキステスなどの藍藻シアノバクテリア、いわゆる「アオコ」現象が認められ、非常に短期間のうちに水面が緑色に覆われることがあります。
藍藻シアノバクテリアは、ほとんどの種がシアノトキシンを持ち、人体への影響も危惧されています。
そして腐敗したアオコが水中で分解される際には、大量の酸素消費が生じ酸欠状態による魚などの大量へい死を招くこともあります。
YSIではウインチを用いた自動水質プロファイリング・システムに加えて、こうしたアオコの原因となる藍藻シアノバクテリアに対応するセンサー(BGA BlueGreanAlgaeProbe)をリリースしました。
また現在ダム湖においてこのセンサーを加えた多項目センサーの自動鉛直プロファイリング観測を行っております。
下の例では、アオコがエアレーションの効果により軽減する様子が観測されています。(グラフ縦軸=水深(m) 横軸=時間)
リアルタイム監視
このシステムの鉛直リアルタイムデータは当社ホームページ アクアデータサービス
デモページ
によりご覧いただけます。
製品紹介
また、多項目センサーおよびBGAセンサーに関しては、model6920
製品ページ および model6131&6132シアノバクテリア電極
製品ページ にて参照ください。

|